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【5】ワンナイトラブの予感は突然に



 

長年暮らした大阪を離れ、シンガポールへとやってきた2代目編集長マユ。

編集長としての業務の傍ら、ナイトライフシンガポール編集部の店「喫茶&スナック 夜間飛行」でも日々お客様を笑顔でお出迎えしている。

オーチャードロードの片隅にあるこの小さな店は、ドラマでいっぱいの玉手箱。

笑いあり涙ありの賑やかな日々を、2代目編集長マユの視点からお届けする。

 

 

このシリーズの前回記事↓

 

 

11月○日土曜日、曇り。

今宵の夜間飛行は横風あり、乗客乗員は揺れに注意。

 

 

「そうだマユさん、今日は加藤さんが来られるそうですよ。昨日連絡をいただきました!」

 

 

あゆみちゃんの予告通り、開店と同時に加藤さんは現れた。

東京に暮らす加藤さんは、商社の敏腕営業部長。

シンガポール出張の度にコンコルドホテルを使うことも多いらしく、前回の滞在時に夜間飛行を発見し、贔屓にして下さるようになった。

 

 

 

 

「二人共久しぶりだね~。

今回の出張は少し早めにシンガポールに入ることにしたんだ。

明後日の月曜に商談があるんだけど、飛行機のチケットが安かったから、一日早めに来ちゃったよ。

たまにはゆっくりしようかな」

 

「わぁ、何して過ごしはるんですか?」

 

「打ちっ放しでも行って、ぶらぶら買い物するかな。マッサージも行っとこうか。

普段の出張は予定が詰まってるから、こんな風に気分で動けるのも悪くないね」

 

 

仕事も遊びも思い切り良く! が信条の加藤さんは、いつも明るくエネルギッシュ。

豪放さと気遣いの絶妙なバランスが彼をトップ営業マンたらしめているのか、聞かせて下さるエピソードがいつも驚きの連続で。

その場その場をとことん楽しむ気概が、物事を好転させる秘訣なのかな……。

 

 

そんなことを考えていると、珍しい来訪者がまた、夜間飛行のベルを鳴らした。

 

 

カランカランカラーン……

 

 

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