「“ナイトライフ”シンガポールって言ったって……子どもがいたんじゃ、ねえ?」
コスモポリタンシティ・シンガポールの片隅で、そうため息をつく紳士淑女の数や知れず。
そんな中、ナイトライフシンガポール編集部は
【子どもと一緒だからこそ、より輝く夜もある】
との信念のもと、人気ライター駐妻ふみえに「子連れ夜遊び」という新たなテーマを授けることにした。
赤道直下のこの国に、夜の帳が降りる頃。
駐妻ふみえと愉快な家族の、豊かな冒険が始まる……!
このシリーズの前回記事↓
今回の子連れ夜遊びスポット:フナン モール(Funan Mall)
電化製品専用モールから一転、2019年6月にリニューアルオープンしたフナンモール。
新しいクリエイターの発掘やサポートを信念として掲げ、モール内の至る所で、新鮮な試みに出会える。
これまでにない発見にあふれた個性豊かな新しいショッピングモールへ、シンガポールの“今”の感性に、子連れで触れに行こう。
こんにちは。
不定期に出没する弊社編集部のお店「夜間飛行」にて、お客様から疑惑の一言。
お客様「ふみえさん、本当は、駐妻じゃないでしょう……!」
そ、そんなことはありません、なぜか動揺しましたが、一応駐妻なはずの……ふみえです。
さて、今回は、リニューアル前からテーマと内容のガラリと変わった、フナンモールへ参りたいと思います!
新しい試みのたくさん詰まったショッピングモールで楽しむ、「子連れ夜遊び」とはいかに……?
最高裁判所からノース・ブリッジ・ロードを隔てて向かいに位置するフナンモール。
モール内にサイクリングロードが設けてあったり、自転車置き場だけでなく、シャワーまで完備されていたり、噂通りの新感覚です!
目指すのは、モールの中央の吹き抜けを自力で登る体験ができる、クライム・セントラルという(Climb Central)ボルダリング場なのですが……。
探すまでもなく、ありました!
なんて、ど迫力!!
早速受付を済ませ、足のサイズに合ったボルダリングシューズと安全ベルトをお借りし、スタッフの方から説明を受けます。
5歳から12歳のお子さんは大人の同行が必要で、我が家は1Adult-Child Entry Set、$38のコースにしました。(利用可能なのは、110㎝以上、20㎏以上の5歳のお子様から)
両足にベルトを装着するので、動きやすく、足の開きやすい恰好、靴下も準備して行きましょう。
初めてご利用の際は、スタッフの方から丁寧に説明があるので、安心です。
コースには全て難易度の記載があり、お子様がボルダリングに参加される場合は、一番易しいコースがお勧めとのこと。
スタッフの方から指導を受けながら、さぁ、テストクライミングです。