「“ナイトライフ”シンガポールって言ったって……子どもがいたんじゃ、ねえ?」
コスモポリタンシティ・シンガポールの片隅で、そうため息をつく紳士淑女の数や知れず。
そんな中、ナイトライフシンガポール編集部は
【子どもと一緒だからこそ、より輝く夜もある】
との信念のもと、人気ライター駐妻ふみえに「子連れ夜遊び」という新たなテーマを授けることにした。
赤道直下のこの国に、夜の帳が降りる頃。
駐妻ふみえと愉快な家族の、豊かな冒険が始まる……!
今回の子連れ夜遊びスポット:ボタニック・ガーデン(Singapore Botanic Gardens)
シンガポールで初めて世界遺産に登録された植物園。
広大な敷地内には南国特有の植物が溢れ、特にナショナルオーキッドガーデンは世界最大級。(入園料別途大人$5)街中からもアクセス抜群の立地で、気軽に自然を楽しめるのは、シンガポールならでは。
こんにちは。
ウェットマートでおまけにいただいた青菜の使い方がよく分からず、尋ねてみたものの、その説明がさらに分からなかった、駐妻ふみえです。
さて、今回からの新連載「子連れでシンガポール夜遊び」ですが、そもそも子連れだと夜遊びは難易度が高いものですよね。
されど、シンガポールは、年中暑い……!
特に日中は暑すぎる……!
昼間炎天下のもと子どもと遊ぶとなると、熱中症や日焼けなど気がかりなことが盛り沢山。
もちろん、子どもよりも、低下する一方である大人の体力をも激しく奪ってゆきます。
そういえば、日中一番日が高い時刻は、野外では特に、人影がまばら。
そこで、「あなたの夜を輝かせるもの全て」を謳うナイトライフシンガポール編集部、夕方~夜の涼しい時刻に楽しめる子連れ可能スポットを巡りたいと思います!
「シンガポールで子連れ夜遊び」が、皆様の選択肢のひとつに加わりますように……!
そして、この連載をするにあたって、重要にして高いハードルがございまして……。
それは……!
連載1回あたりの予算が……$15ということ……!
前回の「駐妻だって恋したい!」でしたらまだしも、ふみえファミリーは4人の構成員がおりますので……割ると1名あたり$3.75……。
ひえ―――、難題過ぎやしませんか、制作指揮&編集長―――!!
ということで、毎度お馴染みの限りある予算ではございますが、ハイクオリティを狙って参りたいと思います!
登場人物であるふみえ家族は4名。
夫、駐在員ふみお(仮名):「駐妻だって恋したい」最終回登場。平日はオフィス勤務のため、休日は外遊びしたい派。
息子、こけし(仮名):2時間に1度は空腹を訴える育ち盛り、面白い事大好き系お調子者小学生。
娘、大福(仮名):イヤイヤ期終盤ながらこじれると厄介、ここ一番は末っ子の愛嬌で乗り切る幼稚園児。