ある日ナイトライフシンガポール編集部がスーパー明治屋の辺りで
彗星の如く突如現れた彼女は、禁断の思いを静かに語り始めた……。
「私、駐妻ですけど、恋がしたいんです」
輝くあの頃を取り戻したい、
2児の母、そして商社マンの妻でもある駐妻ふみえが、
駐妻ふみえと一緒にあなたも、この国でときめいてみませんか?
このシリーズの過去記事↓
こんにちは。
先日、目の前から来た素敵な雰囲気の男性から、弾けるような笑顔と同時に手を振っていただきました。
「駐妻だって恋したい」最終回にふさわしい展開!! と、期待ではちきれそうになりつつ、「Hello!」と手を振り返したら、背後にいらしたのは、彼の娘さんと思わしき可愛らしい少女。
「てへっ」で済ませることができたのは、数々の体当たり取材で鍛えたハートの賜物でしょうか。
駐妻ふみえです。
本シリーズ中は毎週のように、刺激的なタイトルの企画に挑戦致しました。
読者の皆様に、開口一番、聞かれる事といいましたら、それは……!
「ふみえさんの旦那さん、『駐妻だって恋したい』のこと、どう思ってるの!?大丈夫なの!?」
疑問に思われるのは、ごもっともです……!
ということで、今回は駐妻ふみえの夫、駐在員仮名ふみおにインタビューを試みました。
妻が「駐妻だって恋したい」と言い出したその時……夫は何を思ったのでしょうか?
Q:妻ふみえが、「駐妻だって恋したい」の連載を始めると聞いた時は、どう思いましたか。
駐在員ふみお:そりゃ、当然びっくりしましたよ!
っていうか……タイトルがタイトルなんで、僕は夫として、妻をときめかせることができてないのかな、なんて心配にもなりましたね。
でも、連載が進むにつれて、新しいことに毎回挑戦して楽しそうにしている妻を見て、僕もとてもいい刺激を受けたので、心配は取り越し苦労だったってすぐにわかりましたけどね。
[ふみえコメント]
たしかに、パートナーに恋したいなんて言われたら、平常心ではいられないですよね!
仰天しつつも、成り行きを見守ってくれた夫でした。
Q:連載を通して、夫としての苦労はありましたか。
ふみお:特にはなかったと思います。
我が家は子どもが2人いますが、お手伝いさんはいないので、妻が夜の取材に出る時は仕事を切り上げて早めに帰宅するとか、それくらいかな。
とは言っても、そういう機会でもないと、平日の夜に子どもの顔を見るなんてできないので、言い訳があると僕も仕事を一区切りつけやすかったです。
それよりもですよ!
知らないうちに、妻がどんどん露出していったり……!
全然知らない男性に、ナンパされるのを待ったり……!!
挙句の果てには、自分からナンパしに行くなんて言い出したので……!!!
悪い虫がつかないかと、ひやひやし通しでしたよ!!!!
[ふみえコメント]
悪い虫……!!笑
取材に行きがけ、「髪の毛一本でも、触れないように気を付けて」と毎回何度も念押しする夫でした。
終始仕事に協力的で、露出や、ナンパ待ちや、ナンパしに行く妻を受け入れるという大試練を、乗り越えてくれた夫に感謝です!