ロマンチックな紳士淑女のためのシンガポール・ナイトライフ情報。グルメ、夜遊び、習い事、そしてあなたの夜を輝かせるもの全て。

【Ep. 11】運命の出会いはアプリの中ではなく〇〇にあった?!

※この物語はフィクションです

 

大都市シンガポールでは、生き馬の目を抜く熾烈な恋愛合戦が繰り広げられている。

スポーツのような国際デーティングゲームの最前線で闘うアラサー女子、それが百合子だ。

彼女は日系金融機関のシンガポール支店で働く現採女子であると同時に、

日本代表としてこの厳しいグローバル恋愛リーグで闘う現役選手でもあるのだ。

最近の主戦場は、今最も効率良く高スペックの男性に出会えると言われる、出会い系アプリの数々。

「あきらめません、籍を入れるまでは!」をスローガンに、「Tinder」をはじめとする様々なアプリでデート相手を見つけている。

さぁ、仕事はそこそこで切り上げて、今夜もいざ……キックオフ!

 

 

このシリーズの過去記事↓

 

 

今宵も美しい髪をなびかせた百合子が、颯爽と現れました!

ここはラベンダーエリアの一角にある、Seven & Ate。あぁ、百合子が少し前にデートしたイケメンが「実はゲイだった」あのガストロパブです!

あの時は辛酸を舐めたが、ここ食べた鴨のコンフィーは確かに…… 確かに美味しかった!

さぁ、今宵はここでどんなデートが繰り広げられるのでしょうか?!

 

 

ガチャリ。

 

 

ドアを開けると、ん? 何やら感じのいい女性が立っていますね。

 

 

「こんばんは! 初めまして。『みんなでワイワイ☆シングルスパーティー』へのご参加ですか?」

 

 

「はい、私、長谷川百合子といいます!」

 

 

おっと〜! 百合子! ついに今夜!

出会い系アプリ「ティンダー」を 封印して、シングルスパーティーに参加するようだ!

なんたる方向転換!

やはり、可愛がってもらっているマネージングダイレクターのこのアドバイスが、効いているようです

 

 

「長谷川百合子さんですね。お待ちしておりました! カウンターにお飲物がありますので、ご自由におとりください。

もうすぐパーティーが始まりますので、そちらのテーブルの方にお掛けになってお待ちくださいね!」

 

 

百合子が、そろりそろりと飲み物を取り、テーブルへと向かいます。

その仕草、動きはやはり獲物を狙う肉食系の動物にしか見えません!

が、百合子、今日はいつもと勝手が違うからか、様子見の姿勢をまだ崩していない!

食うか食われるかのデーティング市場を渡り歩いてきただけあって、冷静な状況判断と無駄のない動きは流石だ!

会場にはもうすでに20〜30人ほどの人が集まっているようです。

参加者がコミュニアルダイニングと呼ばれる、長い長方形のテーブルに向かい合わせに座っております。

おっと、百合子が『Yuriko Hasegawa 』と書かれたネームプレートを発見したようだ!

 

 

「なるほど……席が決まっているのね。いいじゃん」

 

 

椅子を引いてそろりと腰掛ける百合子。

目の前には、爽やかな風貌の日本人男性が座っています。

うーん、なかなかのイケメンです!

イケメンの引きだけは強い百合子!

漁場は変わっても、イケメン運はかわらない百合子!

さすがです!

 

 

「初めまして。私、長谷川百合子です」

 

 

「初めまして。田崎健太っていいます」

 

 

「シングルスパーティーは初めてですか?」

 

 

「あ、はい。あんまりこういうのにきたことがないので……緊張してます」

 

 

あら、可愛い♡

こんな、可愛い独身が残ってるなんて、シングルスパーティーも捨てたもんじゃないわね!

百合子が心の中でニンマリしております!

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です