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【8】おじさん、離婚を考えたことはありますか?



※この記事は実際のインタビューを元にしたフィクションです。実在する人物・団体とは一切の関係がありません。

世界のエリートが集まる街、シンガポール。

この街の日本人コミュニティのマジョリティを成すのもまた、エリートビジネスマン(とその家族)である。

仕事も遊びも一流である彼らは、羨望と嫉妬の眼差しを浴びる言わば「特権階級」。

オシャレで高級な店などとうに行き尽くしている彼らが、なぜか最終的に行き着く場所……

それが、 気取らない店「喫茶&スナック 夜間飛行」のバータイムである。

シャツの第一ボタンを外して寛ぐ「シンガポールおじさん」達に、普段は絶対に語らない本音を、匿名でこっそりと教えていただいた。

このシリーズの過去記事↓

【今回のシンガポールおじさん】

職業:建設会社マネージャー

年齢:40代後半

海外歴:1年(うちシンガポール1年)

家族構成:妻、息子2人(日本在住)

「ここのカウンター、ちょっと椅子がガタガタしてるけど、妙に居心地がいいよね。

隣にいる人に会釈して飲み始めるこの感じ、適度な距離感で、俺は好きだな。カウンターがあると、一人でも飲みに来やすくていいよね。

まあ、料理中は湯気がこっちまで流れてくるけど(笑)それも雑多な感じで、またいいんじゃない?

離婚したいと思ったこと? 毎日!(笑)っていうのは冗談にしても、うちの奥さん、とにかく口うるさいんだよね。

今は単身赴任だけど、来年からは家族でこっちに来るって言うんだから、困っちゃうよ。

今のうちに羽を伸ばしておかないと。

奥さん、A型だからさ。O型の俺とは、そもそもの性格が違うんだよ。

洗い物とか溜めてても全然気にならないし、むしろ相手もちょっと適当なくらいが、気を使わなくていいんだ。

でも、相手はなんでもキッチリやりたいタイプなんだよね。

顔を洗った後の洗面所に、一滴でも水滴が残ってると、キーキー言うような人。

育ちってやつも、あるのかな……。

奥さん、京都出身なんだ。

遡ると結構、大層なお家柄らしくて。ご両親は普通のサラリーマン家庭なんだけど、家の格みたいなものを大事にする人たちなんだよね。

だから、品格のある暮らしっていうの?

そういうのを大事にしてるみたい。

俺は下町の出身だから、よくわかんない。

家庭ってのは居心地がいいのが一番で、品格とかそんなもんに縛られてたら、息が詰まっちゃうと思うんだけど。

でもさ……最初からこんな人だとは、思ってなかったんだよ。

出会った頃は、そりゃあ綺麗でしとやかで……はじめて会った時は「うわぁ、可愛いなぁ」って見とれちゃったよね。

今でも他人様には、綺麗な奥様ですねって、褒めてもらえる。

けどさ、結婚してわかったことがある。

うまくやっていくために一番大事なのは、女として魅力的かどうかってことじゃない。

一番大事なのは……

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