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【5】おじさん、子育てちゃんとしてますか?



※この記事は実際のインタビューを元にしたフィクションです。実在する人物・団体とは一切の関係がありません。

世界のエリートが集まる街、シンガポール。

この街の日本人コミュニティのマジョリティを成すのもまた、エリートビジネスマン(とその家族)である。

仕事も遊びも一流である彼らは、羨望と嫉妬の眼差しを浴びる言わば「特権階級」。

オシャレで高級な店などとうに行き尽くしている彼らが、なぜか最終的に行き着く場所……

それが、 気取らない店「喫茶&スナック 夜間飛行」のバータイムである。

シャツの第一ボタンを外して寛ぐ「シンガポールおじさん」達に、普段は絶対に語らない本音を、匿名でこっそりと教えていただいた。

このシリーズの過去記事↓

【今回のシンガポールおじさん】

職業:エンターテイメント企業マネージングダイレクター

年齢:40代前半

海外歴:1年半(うちシンガポール1年半)

家族構成:妻、娘(シンガポールにて同居)

「久しぶり。土曜のレディースナイト、好評なんだって?

最初の一杯が無料になるんだよね、

確か。じゃあ今度の土曜日、嫁さんも連れてくるよ。 ……え、シンガポールおじさんインタビュー?

マジかぁ、久しぶりにこの店に来たと思ったら、随分面白いこと言ってくれるなぁ……。

「俺、最初の1年は、単身赴任でさ。

それから嫁さんと子供がこっちに来て、半年になる。

なんで同時に来なかったのかって?

子供がまだ小さかったんだよ、生まれたばかりで。嫁さんが、ある程度大きくなるまでは実家で子育てしたいって言ったんだ。

単身赴任の間に、浮気はしたかって?

もう、やめてくれよー。やっぱりそういう質問から来るのかよ(笑)

まあ正直、好きな子はいたよね。

なんか、子供が生まれてすぐに海外赴任になったから、まだ父親の自覚がなくて。

ていうか、自覚を持つのが怖かったから、誰かを好きになることで気を紛らわせようとしてたのかもしれない。

現実逃避だよね。

40も過ぎてから、イキナリ父親になるとさ。

長過ぎた独身時代を手放すことに、大きな抵抗があるわけよ。

父親になりたいような、まだ子供でいたいような、そんな感じ。

だから単身赴任が決まった時は、どこかでホッとした。

もう少しモラトリアムが伸びたなぁ、みたいな。

その好きな子は、独身だったから。

いっそのこと俺ももう一度独身になって、その子と一緒になろうかなとか、一瞬考えたりもしたけど。

冷静になってみたら、生まれたばかりの子供と嫁さんを捨てるとか、正直ありえないよね。だから嫁さんと子供がこっちに来るタイミングで、その子のことは切ったよ。

友達以上恋人未満みたいな感じだったけど、お互いに好きだったから、今でも思い出すと 切なくなるんだよね。

……で、嫁さんと子供がこっちに来たわけなんだけど。

ぶっちゃけた話……聞きたい?

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