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【16】おじさん、 帰国は怖いですか?


※この記事は実際のインタビューを元にしたフィクションです。実在する人物・団体とは一切の関係がありません。

世界のエリートが集まる街、シンガポール。

この街の日本人コミュニティのマジョリティを成すのもまた、エリートビジネスマン(とその家族)である。

仕事も遊びも一流である彼らは、羨望と嫉妬の眼差しを浴びる言わば「特権階級」。

オシャレで高級な店などとうに行き尽くしている彼らが、なぜか最終的に行き着く場所……

それが、 気取らない店「喫茶&スナック 夜間飛行」のバータイムである。

シャツの第一ボタンを外して寛ぐ「シンガポールおじさん」達に、普段は絶対に語らない本音を、匿名でこっそりと教えていただいた。

このシリーズの過去記事↓

【今回のシンガポールおじさん】

職業:IT企業マネージャー

年齢:40代前半

海外歴:2年(うちシンガポール2年)

家族構成:妻、娘(シンガポール在住)

「へえー、夜間飛行も日本酒を出すことにしたんだ!

冷やでも熱燗でも飲めるなんて、嬉しいね。一杯$18か、バーで飲むにしてはリーズナブルだね!

え、なになに? 日本酒と、セルフで炙るスルメをセットにした、“舟歌セット($22)”もあるの?

ああ、あれだね、“お酒はぬるめの、燗がいい♪ 肴は炙ったイカでいい♪”ってやつだよね。

いやぁ、いつもながら、面白そうなことを色々考えつくもんだねぇ……。

日本に帰るの怖いよー! 俺、マジで怖いよー!!

もう2月だろ?

そろそろ声がかかるかもしれないと思うと夜も眠れないよ!!

だって、もう2年も海外生活を満喫させてもらってさ。

今更日本に帰って、“ハイちゃんと仕事してね”って言われても、対応できないよ。

ネクタイの締め方とか忘れちゃった。

モードを切り替えてピシッと頑張れって言われても、気持ちがついていかない……俺マジもう、透明人間になって人事から見えなくなくなりたい。

しかもさ、日本に帰っちゃうと妙に、“海外帰り”ってハクがついちゃうわけ。

だからきっと、英語案件とかを回されまくって、英語ミーティングとかにもアサインされまくって……ヤバいよー、俺英語下手なのにぃ。

2年間、全く英語が上達してない。

シンガポールの人たちは、なんだかんだ、ブロークンな英語でもわかってくれるじゃない?

でも日本に帰ったらきっとガンガンに、北米案件とかヨーロッパ案件とか入れられるんだぜ……あの我が強い人たちと英語で丁々発止やらなきゃいけないんだぜ……本当に憂鬱。

え? それでも辞令が出たらしょうがないだろう、って?

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