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【14】おじさん、 人生に心残りはありますか?



※この記事は実際のインタビューを元にしたフィクションです。実在する人物・団体とは一切の関係がありません。

世界のエリートが集まる街、シンガポール。

この街の日本人コミュニティのマジョリティを成すのもまた、エリートビジネスマン(とその家族)である。

仕事も遊びも一流である彼らは、羨望と嫉妬の眼差しを浴びる言わば「特権階級」。

オシャレで高級な店などとうに行き尽くしている彼らが、なぜか最終的に行き着く場所……

それが、 気取らない店「喫茶&スナック 夜間飛行」のバータイムである。

シャツの第一ボタンを外して寛ぐ「シンガポールおじさん」達に、普段は絶対に語らない本音を、匿名でこっそりと教えていただいた。

このシリーズの過去記事↓

【今回のシンガポールおじさん】

職業:電器メーカーMD

年齢:50代後半

海外歴:12年(うちシンガポール2年)

家族構成:妻、息子2人(日本在住)

「お、まだシュワシュワキャンペーンをやってるのかい?

スパークリングワイン全品$10オフ、地味に嬉しいな。

今度みんなで飲みにきた時は、ぜひ利用させてもらうよ。

1月末まで?

オーケー、じゃあ、忘年会をやったメンバーに、今度は新年会をやろうって、声をかけてみるよ。

人生に、心残り?

やめてくれよ、俺まだ死なないよ(笑)

あ、そういう意味じゃないのか。

今までの人生を振り返った時に、“もしも違う選択肢を選んでいたら”と考えてしまうようなこと、ってことね。

うーん、それじゃあ……

ひとつだけ、あるかもしれない。

俺の同期に、起業した奴がいてさ。

すごくデキる奴だったんだけど、いつも上司とぶつかってばかりだったから、もし会社に留まっても出世しなさそうなタイプだった。

だから起業したんだろうな……って、俺も決して、元から従順なタイプではなかったんだけど。

そう、俺の心残り。それは、あの時のことなんだ。

あいつが起業したのが、今から25年近く前かな。

以来ずっと、どことなくモヤモヤした気分が、定期的に蘇る。

え、なぜ自分は起業しなかったのかって?

こんなこと言ったら混乱させちゃうかもしれないけど、別に俺……起業したいと思ってたわけじゃないんだ。

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