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【11】おじさん、 シンガポールは好きですか?



※この記事は実際のインタビューを元にしたフィクションです。実在する人物・団体とは一切の関係がありません。

世界のエリートが集まる街、シンガポール。

この街の日本人コミュニティのマジョリティを成すのもまた、エリートビジネスマン(とその家族)である。

仕事も遊びも一流である彼らは、羨望と嫉妬の眼差しを浴びる言わば「特権階級」。

オシャレで高級な店などとうに行き尽くしている彼らが、なぜか最終的に行き着く場所……

それが、 気取らない店「喫茶&スナック 夜間飛行」のバータイムである。

シャツの第一ボタンを外して寛ぐ「シンガポールおじさん」達に、普段は絶対に語らない本音を、匿名でこっそりと教えていただいた。

このシリーズの過去記事↓

【今回のシンガポールおじさん】

職業:人材コンサルティング会社社長

年齢:50代前半

海外歴:15年(うちシンガポール15年)

家族構成:妻 (日本在住)

「この店、隣の居酒屋からもおつまみがオーダーできるようになったんだね。

マスターの作るカレーやナポリタンもうまいけど、確かにおつまみ系のものがあんまり無かったもんね、ここ。

へえ、川エビの唐揚げに、あたりめに……こういうのがあると酒が進んでいいよね。

さっそく少し、いただこうか。

うーん。シンガポール? 俺、15年もこの国にいるから、正直……みんなと同じ印象は持ってないかもしれない。

最初にこの国に来た時、綺麗な国だって聞いてたのに、ゴミだらけでビックリしたからね。

ホーカーなんか、どこもすごい汚いし、「うわっ、なんだこの国!」と思っちゃった。

俺がシンガポールに来た理由?

最初は、駐在員だよ。

当時は、人材業界的にシンガポールがアツいって言われてて、それで進出してきたわけ。

で、実際に来てみたら、本当に面白いなと思ってさ。自分でリスク取ってやりたくなってきて、独立しちゃった。

それからずっとシンガポールを中心に会社経営してるよ。

今は、日本とシンガポールと、そのほかのアジアの国々とを1週間単位で行き来してる状態だけど、感覚としてはまだここが中心拠点。

まあ、そこまで執着があるわけじゃないけどね。

俺が来たばかりの頃は、シンガポールって、人材の宝庫だと言われていてさ。

それは今でもそうかもしれないけれど、採用難易度が上がりすぎちゃったよね。

給料がどんどん上がってるから、シンガポール人を雇用する“うまみ”みたいなものは感じられなくなってる割に、雇用しろって圧力はどんどん高くなってて……俺のビジネスの質も、この15年で随分変わったよ。

まあエキサイティングかというと、そうは感じないよね。

え、それでもシンガポールにいる理由?

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