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【Ep. 5】編集長A子、Amoy Streetに逃避する

 

 

 

辿りつた場所は、立ち並ぶショップハウスの2階。ともすれば、見落としてしまいそうな小さな看板の先に、重厚な大人の空間が広がる。

 

 

「わぁ、素敵!」

 

 

入口を入るとまず目に飛び込んでくるのは、左右に広がるカウンター。そして、目の前に立ち並ぶのは百は超えるであろう、ボトルの数々……

 

 

 

メニューからオーダーするのもいいけど、こんな夜はバーテンダーにオリジナルカクテルをお願いしてみるのもあり。

 

 

「ちょっと甘くて、フルーティーで飲みやすいカクテル、お願いします」

 

 

クールなバーテンダーが、見せる一瞬の笑顔にどこかほっとする。カウンターに肘をついて、バーテンダーの手さばきは私を一瞬の逃避へと誘う。

 

 

 

 

「ガチでやれる実力をつけたくて、転職してさ……」

 

 

彼が語り出す。

 

 

「で、俺ってほんと まだまだだな、って思い知らされてるよ。でもがむしゃらに食らいついてく毎日が楽しいんだ……大変なことも多いけど、それも含めてね。『生きてる』って感じがするよね」

 

 

いつになく真面目な話をする彼の横顔を見ながら思う。

 

 

人って変わらないようで変わっていくものね。あなた、今も昔の「いいヤツ」だけど……今日はちょっとだけその横顔が、私の知らない大人の男に見えたの。

 

 

まさかそんなこと……言わないけどね。

 

 

 

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