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【5】「別れた後は、みんな幸せになっていった」その恋の行方とは…?


※この記事は実際のインタビューを元にしたフィクションです。実在する人物・団体とは一切の関係がありません。

 

 

精悍なビジネスマン、貞淑そうな駐在員妻、悠々自適なリタイア勢、タフでクールな現地採用組……。

シンガポールには様々な日本人が暮らしているが、ふと疑問に思ったことはないだろうか。

「この人は一体、どんな恋をしてきたのだろうか?」

通り一遍の挨拶や、当たり障りのない人付き合いからは、決して浮かび上がることのない歴史。

しかし、だからこそ知りたい、根掘り葉掘り聞いてみたいのだ。

これはそんな野次馬な好奇心を満たす、匿名インタビューシリーズである。

ナイトライフシンガポールの名物ライター「駐妻ふみえ」が、時に優しく、時に大胆に、在星日本人たちの恋模様を炙り出す!

 

 

このシリーズの前回記事↓

 

 

 

 

こんにちは。駐妻ふみえです。

シンガポール在住の日本人の皆様に、内緒でこっそりご自身の恋愛遍歴をお伺いしてゆこうというこのインタビューシリーズ。

 

今回ご登場いただくのは、弊社編集部の店「喫茶&スナック 夜間飛行」のご常連Eさん。

大人の愛嬌を感じさせるEさんは、とても自然体で気さくなお人柄。

初対面の方にでも垣根なく接する彼を慕って、気が付いた時にはいつも、自然と周りに人が集まっていらっしゃいます。

 

そんなEさんが語って下さった恋愛遍歴は、そのお人柄には意外なほど、切なく、そしてビターな味わいに満ちたもので……それでも愛することをやめず、愛されることを避けられないEさんにはきっと、現在進行形で次の出会いが待ち構えているはずです。

 

 

 

 

【今回の恋愛遍歴の語り手】

性別:男性

職業:物流系役員

年齢:50代前半

シンガポール歴:1年

 

 

「恋愛遍歴のインタビュー?

無理無理、私の話は参考にならないから、やめておきなさい。

 

なんでかって、そりゃ、ハッピーエンドでないから……読んだ人は哀しくなるんじゃない?

 

そんな例もまた恋愛遍歴らしくて、興味深いって? ははは!!(笑) 

分かった、降参だ。私の話で、何か助太刀できるなら、協力させてもらいましょう。

 

 

 

 

最初に前置きしておくけれど、私、バツイチなんだよ。今は、独り身。

 

 

うん、慣れちゃってさ、平日は仕事、休日は趣味で忙しいでしょ? その上、色恋なんて、もうこりごり。(苦笑)

 

 

私は、こう見えても、高校球児だったの。 

それも甲子園常連校で、今でも時折母校が活躍している姿には、当時の自分がそこに佇んでいるようで、胸が熱くなる。

 

 

一度野球に人生捧げたら、一生ものだよ。

 

 

 

正直、高校時代は、モテた。 

野球部宛てに届いた、段ボール箱いっぱいのファンレターには、自分へ宛てたものもあったよ。 

それを開封することも、男女交際も、硬派だった野球部則上、許されなかったけどね。

 

 

 

だから、女性と付き合うってことができるようになったのは、大学へ入学してから。

彼女は大学野球部のマネージャーで、先輩だったってのもあって、姉さん気質でしっかりしてた。

 

 

それで、安心……いや、油断してたのかもな。

彼女は卒業して、一足先に社会人になって、そして、連絡が途絶えがちになったかと思ったら、足元をすくわれるように、他の男に奪われてしまった。

 

 

一応、3年も交際したのに、別れの言葉の一言もなかったよ。

連絡をどうにか取ろうと思っていた矢先に、風の噂で、彼女が結婚するって耳にした。

 

 

相手は、誰だったと思う? 

それが、同じ大学野球部の先輩だったんだから、やってられないよ。

スポーツマンシップはどこいったって、聞いてやりたかったけど……もう、どうしようもないよな。

 

 

出会った時から、彼女にピンときていたのは、私のほうだけだったってわけ。

 

 

はー、考えてみれば、同じことの繰り返しで、私も学んでないよなぁ……。

 

 

 

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