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【3】「絶体絶命、四面楚歌。呼び出された禁断の…」その恋の行方とは…?


※この記事は実際のインタビューを元にしたフィクションです。実在する人物・団体とは一切の関係がありません。

 

 

精悍なビジネスマン、貞淑そうな駐在員妻、悠々自適なリタイア勢、タフでクールな現地採用組……。

シンガポールには様々な日本人が暮らしているが、ふと疑問に思ったことはないだろうか。

「この人は一体、どんな恋をしてきたのだろうか?」

通り一遍の挨拶や、当たり障りのない人付き合いからは、決して浮かび上がることのない歴史。

しかし、だからこそ知りたい、根掘り葉掘り聞いてみたいのだ。

これはそんな野次馬な好奇心を満たす、匿名インタビューシリーズである。

ナイトライフシンガポールの名物ライター「駐妻ふみえ」が、時に優しく、時に大胆に、在星日本人たちの恋模様を炙り出す!

 

 

このシリーズの前回記事↓

 

 

 

 

こんにちは。駐妻ふみえです。

シンガポール在住の日本人の皆様に、内緒でこっそりご自身の恋愛遍歴をお伺いしてゆこうというこのインタビューシリーズ。

 

今回ご登場いただくのは、弊社編集部の店「喫茶&スナック 夜間飛行」の常連さんであるNさんです。

初対面のご挨拶をしたふみえに、実は二度目であることを、ヒントを交えながら楽しげに語るNさん。

どこが背景であっても馴染んでしまいそうな、自分の居場所を一瞬で作り上げることのできるこなれた彼が、普段は決して語らない扉を特別に開けて、語って下さった秘密の恋愛遍歴。

 

大人の男のお洒落と、素敵さをまとうNさんを通り過ぎていった恋は、嵐のような驚きの連続に満ちたもので、今の彼を作り上げていったに値する出来事の数々であったのでした……。

 

 

 

 

【今回の恋愛遍歴の語り手】

性別:男性

職業:メーカー役員

年齢:50代前半

シンガポール歴:半年

 

 

「インタビューさせて欲しいって、何の?

 

へえ~、恋愛遍歴なんて、面白いこと考えるね。

 

これだけ生きていると、話せることはあるにはあるけど、固有名詞がちょっと……。

あ、そこはバレないように設定を変えてくれるわけね。

 

じゃあ全然構わないよ。そうだね、どこから話始めようか?

 

 

 

 

若い頃だと、一番強烈だった恋は、大学時代かな。

知らなかったとはいえ、人妻さんに手ぇ出しちゃったから、大変だったよ。(苦笑)

 

 

舞台は、そうだな……「キャベツ畑」って名前の、喫茶店だったよ。

大学から近かったその喫茶店は、安い、多い、うまいの三拍子揃っていて、学生に人気でさ、俺の行きつけだったんだ。

で、通ってるうちに、コーヒーやお通しがサービスで出てきたり、終いには昼飯タダになっちゃったりしてさ。

 

 

「キャベツ畑」の女主人は18歳の俺より年上で、とはいっても23歳だったから、そんなに変わらないよな。

で、顔見知りになって、デートするようになって、自然の成り行きで……大人の関係に、ね。

 

 

「キャベツ畑」の2階は事務所兼休憩スペースで、俺も頻繁に出入りするようになっていたんだ。

そんなある日、唐突に、事務所の電話が鳴りやまなくなり……。

そう、旦那からの、お呼び出しだよ!

 

 

ありゃさすがに、参ったよなー。(笑)

呼び出された場所はとにかく有名な……そちらの筋の事務所で、くりからもんもんバッチリの舎弟たちに囲まれちゃって。

 

 

人生であれほど、四面楚歌を感じたことはないね。

こっちは素っ堅気だし、学生だし、「余計なことしてないで、勉強しろ」って叱られて、落とし前を差し出すことなく、放免してもらえたけどさ。

 

 

え? 本当に何にも、知らなかったのかって?

 

 

実は友達から、彼女はやめとけって忠告されてはいたんだ。

だけど、彼女は否定するし、俺だって信じたい気持ちはあるし、好きな相手を疑うなんて、君だったらできる?

 

 

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