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【14】「交際ごっこのつもりの彼を、本気で愛してしまったら」その恋の行方とは…?


※この記事は実際のインタビューを元にしたフィクションです。実在する人物・団体とは一切の関係がありません。

 

 

精悍なビジネスマン、貞淑そうな駐在員妻、悠々自適なリタイア勢、タフでクールな現地採用組……。

シンガポールには様々な日本人が暮らしているが、ふと疑問に思ったことはないだろうか。

「この人は一体、どんな恋をしてきたのだろうか?」

通り一遍の挨拶や、当たり障りのない人付き合いからは、決して浮かび上がることのない歴史。

しかし、だからこそ知りたい、根掘り葉掘り聞いてみたいのだ。

これはそんな野次馬な好奇心を満たす、匿名インタビューシリーズである。

ナイトライフシンガポールの名物ライター「駐妻ふみえ」が、時に優しく、時に大胆に、在星日本人たちの恋模様を炙り出す!

 

 

このシリーズの前回記事↓

 

 

 

 

こんにちは。駐妻ふみえです。

シンガポール在住の日本人の皆様に、内緒でこっそりご自身の恋愛遍歴をお伺いしてゆこうというこのインタビューシリーズ。

 

今回ご登場いただくのは、ふみえとひょんなことから知り合ったAさん。

謙虚で控えめなAさんは、自ら中心に立つことを望みませんが、細やかな気配りといつも穏やかな微笑みで周りを安心させてくれる存在です。

 

鈴の音のような可愛らしい笑い声が響き渡るインタビューは、気付けば2時間経過。

ご自身の恋愛遍歴の少なさを謙遜しながら語って下さいましたが、バーチャル恋愛から成就して始まったばかりの結婚生活は、恋修行の場だそうで……。

Aさんとの女子トークは、尽きることがなかったのでありました。

 

 

 

 

【今回の恋愛遍歴の語り手】

性別:女性

職業:主婦

年齢:30代前半

シンガポール歴:半年

 

 

「恋愛は、自信ないですね……。

姉妹育ちだからか、男心がよく分からないんです。

 

自由になる時間は趣味で足りないくらいですし、恋愛至上主義でもないので、現状でも満足してはいるんですけどね。

 

でも、一度でいいから、大恋愛を経験してみたかったなぁ……。

 

 

 

 

私の初恋は、アニメのキャラクターでした。

実際に周りにいる男の子たちを、魅力的に思ったことはなかったです。

幼稚園児の男の子って、野生そのものって感じでしたから。(笑)

 

 

そんな風に、リアルと2次元を比べてしまうところが、そもそも変わっていたんでしょうか?

 

 

周りは好きな子の話で盛り上がるような年になっても、私は全くの無関心。

父が「そろそろ好きな子でも作ったら?」と心配になるほどの、奥手でした。

 

 

 

小学校も高学年になる時に、やっと、素敵だなと思える相手に出会いました。

野球部のキャプテンをしていた彼は、花形のピッチャーで、よくモテる男の子。

口数は多くないけど、優しくて、背が高くて、切れ長の二重で、カッコよかったんです。

 

 

喋ったこともなかったけど、小学校卒業前のバレンタインにチョコレートだけでも渡そうと決意。

一応手作りで、学校へ持って行ったんですが……。

 

 

彼の下駄箱はチョコレートで、ぎゅうぎゅう。

お昼休みにタイミングを計っていたら、目の前で学年一可愛い子に先を越されてしまって。

 

 

それで? ……諦めちゃったのかって?

そりゃ、そうですよー。彼女の後に私が行って、嬉しいはずがありません。

 

 

気おくれしてしまって、帰宅して渡せなかったチョコレートを食べながら、失恋の心の痛みに泣きました。

なんて、私の勝手な空回りなんですけど、当時はそんなことにも気づきませんでした。

 

 

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