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【Ep.3】妊娠、帯同で、アイデンティティ・クライシス!克子の苦しみと幸せ

 

 

海外での「子育て」には、普通以上の不安やストレスが伴うもの。

生活格差、言葉の壁、教育文化の違い、ママ友とのお付き合い、配偶者との不仲……

ここシンガポールの日本人社会では日々、子育てにまつわる様々なドラマが繰り広げられています。

シンガポール在住子育てアドバイザーのMICAさんに、リアル感たっぷりのエピソードをこっそりご紹介いただきましょう
 
(登場する人物はすべて仮名であり、フェイクを多分に含んでおります)
 

このシリーズの過去記事↓

 

 

 

「こんにちは、ミカさん!」

 

ーー颯爽と現れた克子さんは、とても二児の母には見えない。

ボブヘアは女性らしくふわっとさせ、黒と白のモノトーンが印象的なダイアン・フォン・ファステンバーグのピタッとしたドレス。

きちんとヒールのあるパンプスを履いて、どこにもスキが無い。

 

mica 以下M) こんにちは、克子さん。今日もお忙しかったみたいですね。

 

「全然大丈夫です!でも、今日でセミナーのオーガナイズが終わってホッとしました。ここまで忙しかったけど、やっと一息つけます〜」

 

M) いつもFacebookで、ご活躍を拝見しています。子どもがいても、女性が活躍できる見本のような女性ですよね、克子さんは。

 

「活躍だなんて……私なんて、まだまだです。

シンガポールには、たくさんステキな女性がいますから。大体、全部ボランティアなんですよ。私、1ドルももらってないんです」

 

M) え!?そうなんですか?あんなに奔走していらっしゃるのに……?

 

「ええ、そうなんです。ワークビザが無いのもあるんですけど。

でも、是非みんなに知って欲しいから、楽しいです。

誰よりも、自分自身が楽しめる、勉強したいイベントしかやっていないので、全然損した気はしないんです。

シンガポールへ来て2年が経ち、大分人脈も広がりました」

 

M) なるほど〜。素晴らしいですね。日本でもそういった、イベントオーガナイズのお仕事をされていたんですか?

 

「いえ、全然違うんです。私、商社の営業だったんですよ。総合職で」

 

M) ええ!すごいじゃないですか。バリバリのキャリアウーマンだったんですね?

 

「アハハ、バリバリかは分かりませんが……そうですね、自分としては、がんばっていました。

それなりに評価もしてもらっていたんですよ、これでも」

 

 

M) めちゃくちゃ仕事出来そうですよ、克子さん!

 

 

「こっちではもう、そんな経験も活かされないですが……。

主人の会社が、帯同家族は働いてはいけないという規定があるんです。

本心では、シンガポールでも働きたかったんですけど。」

 

M) そうでしょうね、克子さんほどの人なら。帯同を機に、仕事をやめられたのですか?

 

「それもあるんですけど、出産もしたし……ちょっと続けづらくなっていたんです。

シンガポールへの帯同は、大きなきっかけですけれど。」

 

「こっちへ来てからは、なんというか、空っぽになってしまったような気がしていました。

しばらく、無気力になってしまって……。

夫に対しても、子ども達にもイライラしてばかりなので、“自分らしい生き方”を見つけるために、女性起業家のビジネスコンサルを受けに行きました」

 

 

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