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【Ep 14】シンガポールで趣味を楽しむ夫が許せない・・・駐妻・知美の苛立ち

 

 

海外での「子育て」には、普通以上の不安やストレスが伴うもの。

生活格差、言葉の壁、教育文化の違い、ママ友とのお付き合い、配偶者との不仲……

ここシンガポールの日本人社会では日々、子育てにまつわる様々なドラマが繰り広げられています。

シンガポール在住子育てアドバイザーのMICAさんに、リアル感たっぷりのエピソードをこっそりご紹介いただきましょう
 
(登場する人物はすべて仮名であり、フェイクを多分に含んでおります)
 
 

このシリーズの過去記事↓

 

 

 

 

「あ、ミカさん、いらっしゃい!」

 

 

 

ーーエメラルド・グリーン色のノースリーブに、デニムのミニスカートという南国らしい服装で、ショート・ボブの知美さんが出迎えてくれました。

眉毛上で揃った前髪が、彼女の大きな瞳をさらに引き立てます。

 

 

M) こんにちは~、お邪魔します!・・・おお、元気ですねえ~!

 

 

ーー奥の方で男の子が二人、大きな声で笑いながら駆け回っているのが見えます。

歳は2,3歳頃でしょうか。

有り余るエネルギーがこちらにも伝わって来るほどです!

 

 

「はいはい!二人とも静かに!お客さまがいらっしゃったからDVD見ていいよ~!さ、ソファにお座りして。」

 

 

ーー知美さんの号令とともに、男の子二人は光の速さでテレビの前に陣取りました

 

 

M)なんと鮮やかな! 知美さん、さすがですね! 二人ともなんてお利口さんなんでしょう!

 

 

「いえいえいえいえ、もう、大変ですよ、毎日毎日・・・。

お客様がいらっしゃる時はテレビにベビーシッターをしてもらうんですが。

さすがに一日中ってわけにいきませんから。

あの年子二人にエネルギーを消費してもらう為に、毎日必死です。

今日はなにしよう、どこにいこう、って、いつも考えてます」

 

M) 知美さん、すっごくがんばってますねえ!

男の子二人の、しかも年子・・・想像するだけで大変さが伝わって来ます。

でも、二人とも、とっても元気で、かわいいですね。夫さんも、可愛がっているでしょう?

 

「ありがとうございます。ホント、男の子は未知の世界の住人ですよ。

夫ですか・・・うーん、そうですねえ。

可愛がっているは可愛がってるんですけど、家にあまりいないからなあ・・・。

大変な時期だっていうのが、あんまり通じてないというか・・・」

 

ーー知美さん、高層15階のリビングルームから、晴れ渡る外を見つめて呟きました。

明るかったお顔が、どこか暗くなったようです。夫さんと何かあったのでしょうか・・・?

 

「ミカさん、夫がね、仕事でがんばっているのは、わたし、わかっているんですよ。

こんなリバーバレーなんていう立地の良いコンドに住めて、日々不自由なく暮らせていて・・・。

でもどこか納得できないというか・・・」

 

 

M) と、知美さん、どうしたんですか? 話がよく見えませんが・・・

 

 

「・・・というのもね、夫が、シンガポール生活を満喫しすぎている気がしているんです」

 

 

M) 夫さんが、シンガポール生活を満喫しすぎているんですか?

 

 

(こくり、とうなずいて)
「そうなんです。早く帰宅する日はごく稀で。色んなお付き合いがあるみたいで。

なんでも、夜はシンガポールでワインを楽しむ部、週末はソフトボール部、

たまに出身大学の集まりや、さらにはマラソンにもはまっているので、練習とかいって出かけちゃうんですよ」

 

 

M) そ、それはそれは・・・夫さん、何よりも、タフですねえ!

それで疲労困憊して、体調でも崩されたらさらに大変ですけど、健康・・・なんですよね?

 

 

「そりゃあもう!楽しいことやってるから、疲れないんだ、なんて言ってますよ。

「そんなに忙しくて、大丈夫?」ってイヤミで聞くんですけど、通じないんです。(笑)」

 

 

M) なるほど!夫さん、ポジティブですね(笑)

それでも、例えば週末、土日のどちらかは家族と過ごすとか、週に何日かは、早めに帰ってきたりとか、ご家族との時間は確保されているんですよね?

 

 

 

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