
東南アジアの中心であるシンガポール。
コスモポリタンなこの街では、食文化もバラエティ豊か。
ローカルフードに加え、近隣諸国の美味しい食べ物にも、容易にアクセスすることができる。
日本では珍しいあの料理を、当地で、美味しく、お安く、お気軽に食べ尽くす……それが「シンガポール」の食文化を堪能する秘訣!
さぁ、編集長A子と一緒に、一皿10ドル以下の世界旅行へと旅立とう。
諸君! ともに10ドル札を握りしめ、シンガポール・プチプラ美食道へ……いざ行かん!!

みなさんごきげんよう!
最近、夜間飛行で毎晩飲みすぎて反省している編集長A子です。
お酒って美味しいですよね!
でも美味しく飲み続けるには、正しく休肝日を作ることも大事。
季節柄、接待や送別会続きの皆様、きちんと体をケアしてあげましょう!
今回は、シンガポール・ローカルフードの中でも特に、シンガポール独自の伝統料理として知られる「ニョニャ料理」をご紹介いたします。
ニョニャ料理とは、実は、「中華系プラナカン料理」のことなんですが、
「はて?プラナカン?聞いたことはあるが……」という方も沢山いらっしゃることでしょう。
中華系プラナカンとは、中華系移民の父親が、19世紀後半までに現地マレー人の母親と婚姻し、その元に生まれたミックスの子供達を指す言葉です。
父系祖の中華料理の食材、調理器具、食器を使い、母系祖のマレー人家庭に伝わる香辛料や味付けでアレンジした料理が、ニョニャ料理の特徴なんです。
しかし、シンガポールに住んではいても、「ニョニャ料理」をいただく機会というのは、そんなに多くはなかったりしますよね。
「結構長くシンガポールには住んでいるけど、そういえば一度もニョニャ料理を食べたことがないな……」と思われた方、ご安心ください!
私、編集長A子が、10ドル以下で本格的な「ニョニャ料理」をいただける場所をご紹介いたします!
やって来たのは、MRT Kovan駅すぐそばの「Heartland Mall」。
シンガポールの郊外によくある形の中型ショッピングモールです。
ここの3階にあるのが、「IVINS Nyonya Specialties」です。
本格的な「ニョニャ料理」をお手頃なお値段でサーブしてくれるお店なのです。
早速入ってみましょう!