常夏のコスモポリタン・シティ、シンガポール。
恋が似合うこの街には、珠玉のラブストーリーの舞台としてふさわしい、数々のデートスポットが存在する。
しかし嘆くべきは昨今の「恋愛離れ」。
多くのシンガポール在住日本人が、恋やデートそのものに対する消極的な“めんどくささ”を持て余している。
そこでナイトライフシンガポール編集部は、この街にはびこる「デートめんどくさい症候群」を駆逐すべく立ち上がった!
(なるべくしがらみの少ない)男性読者を問答無用でおすすめデートスポットに連れ出し、在住者を代表して評価してもらうのがこの企画。
さらにはその評価と当日の写真を元に、あなたの恋心を刺激するショートストーリーを作成することとした。
リアルと妄想が交錯する半フィクションが、眠っていたデート欲を揺り起こす?!
シンガポール北西部クランジ地区に位置するネイチャーパークである。
渡り鳥の生息地となっており、シンガポールきってのバードウォッチングのメッカ。
130ヘクタールの広大な敷地は、その他多くの野生動物のパラダイスでもある。
住所:301 Neo Tiew Cres, Singapore 718925
またの名を夜間飛行の大ママ。
在住歴10年目のベテラン力とエモさを武器に、デートをこれでもかと盛り上げます!
40代前半の独身男性。
シンガポールにはエンジニアとして駐在していたが、すでに3月末をもって帰任している。
駐在期間中、シンガポールでは一度もデートをしたことがなかったとのこと。
帰任前の思い出にひとつ、“デートもどき”でも良いからどこかに行きたいとの要望があり、旧知の仲である制作指揮・井村が立ち上がった。
田中さんの魅力はその脱力系スタンスと、ゆるキャラ的な親しみやすさ。
エンジニア特有のかすかなインドア臭もまた、母性を刺激する要素となっている。
また、今回の企画を進める中で、田中さんの意外なフットワークの軽さを知り、快い驚きを得た。
以下は、お連れするデートスポットをいきなりこちらが決めてご連絡した際の、実際のやり取りのスクリーンショットである。